こんな症状でお悩みの方
統合失調症
統合失調症は、思春期・青年期に発症することが多く、幻覚や妄想などの症状におよそ100人に1人くらいの方が悩まされる病気です。
長くに渡り世界中で研究がなされており、脳や神経の働きや構造のアンバランスが原因とされていますが、未だに病気の原因は完全には解明されていません。その為、治らない病気というイメージを持たれがちですが、経過も様々で、治療により回復していく方達は少なくありません。
症状は、幻聴をはじめとする幻覚、妄想などのいわゆる陽性症状や、感情が表れ難い、意欲の低下などの陰性症状などがありますが、できるだけ早期からの薬物療法、心理社会的治療と再発予防の為のそれらの治療の継続が重要な役割を果たすことが統計的に証明されています。しかし、治療が遅れたり、中断することが少なくありません。 患者さんとご家族を、医師、看護師、薬剤師、心理士、作業療法士、精神保健福祉士、栄養士などによるチーム医療で支えていきます。
